手塗漆
溜春慶 角重箱6.0
商品番号5502
販売価格¥39,800(税込)
※卸価格は別途お問い合わせください
匠カタログNo.7:70403
商品詳細
- サイズ
- 内寸:16.3×16.3 深さ4.3 cm(オヤ一個分)
外寸:17.5×17.5 高さ15cm
- 素材
- 木地:天然木(無垢板使用)
塗装:うるし塗
- 生産者
- 木地:坂本啓二・塗り:川原俊彦+山崎漆器商会
- 箱形態
- 化粧箱入:箱寸20×20 高16.5cm
熨斗:B5
商品説明
当店オリジナル。“溜春慶”シリーズの重箱です。
従来の春慶塗とは違う、新感覚の重箱。
漆を厚く、濃く塗り上げました。
従来の春慶塗とは、塗の質が全く違います。
仕上げ塗の漆を2回塗りました。
上塗りが厚くなった分、
薄く透き通った春慶塗のイメージはなくなりましたが、
漆の深みのある鈍い輝きが特徴の重箱です。
生産工程
- 木地生産
- 蓋と本体底板には、シナ合板を使用。反りや割れを防ぎます。
- 下 塗
- パテとウレタンサンディングで木地固めをします。
この時紅色で着色し、乾いたら研ぎます。3回繰り返します。
- 上 塗
- 塗り師による手塗1回目。これで通常の春慶塗重箱の完成です。
2回目の仕上げの透き漆をぬります。この作業は越前塗の塗師に任せます。
商品名に“溜春慶”とつている製品について説明いたします。
飛騨春慶塗は、木目の見える塗りをその特徴としています。
その為、最後の上塗(ウワヌリと読みます。仕上げの塗りのことです。)では、
春慶漆を1回塗ります。これにより、漆が透き通って、
無垢の天然木の木目(モクメ)が見える仕上がりになります。
しかし、残念ながら飛騨春慶の職人では、技術が未熟な為、
どうしても表面にホコリ(フシといいます)がたくさん付いてしまいます。
飛騨春慶塗の製品は、塗上がりの出来がいまいちよくない理由です。
そこで、当店では、かねてから交流の深い越前漆器塗職人に、
出来上がった製品にもう一度漆を塗り直してもらいます。
通常、1回しか塗らない仕上げ用の漆の上から、さらにもう1回漆を塗りあげるわけです。
飛騨春慶塗.com オリジナルの“溜春慶”の製品はこうして出来上がります。、
仕上げ用の漆を2回塗り上げることで、従来の飛騨春慶塗にくらべて、
漆が厚く、濃くなります。
これにより、繊細な飛騨春慶塗の製品をより堅牢な仕上がりになります。
おすすめ度
自分で使う :☆☆☆☆☆
贈答に使う :☆☆☆☆☆