おもてなしの基本アイテム
手塗漆)茶托4.0 5客揃
商品番号1736
販売価格¥12,430(税込)
※卸価格は別途お問い合わせください
【生産地】岐阜県高山市
商品詳細
- サイズ
- 径12 高さ1.8cm
- 素材
- 木地:天然木(無垢板くり抜き)
塗装:うるし塗
- 生産者
- 木地:島尻達雄
塗り:川原俊彦
- 箱形態
- 化粧箱入
商品説明
茶托はおもてなしには欠かせません。
しかし決して主役ではありません。
飛騨春慶塗の天然木を漆で塗り上げただけの茶托はシンプルな製品ですが、しっかりと湯呑を受けとめる逸品です。
生産工程
- 材 料
- 天然木無垢板(自然乾燥後、人工乾燥)
現在はクルミがヶ多くなっています
- 木地生産
- ロクロ師により一個々手造り
- 下 塗
- 木地の穴埋めにパテ塗り→研ぎ→ウレタンサンディングを塗り→研ぎ
以上を3回
漆用下地→1ケ月以上乾燥→研ぎ
- 上 塗
- 職人自ら作った春慶漆を手塗で塗り上げます。
天然の無垢板をくり抜いた木地はそのままに、
漆を手塗で塗り上げています。
茶托をふだんの生活で使うことは、ほとんどありません。
お客様におもてなしする時に恥ずかしくない仕上がりの製品です。
【豆知識】
▲▼漆の話▲▼
他産地の多くの漆が漆の精製を業者に任せますが、
飛騨春慶の手塗職人は、自分の使う春慶漆を自分で作ります。
まずウルシノキから採取した、生漆から木屑などのゴミを取り除きます。
ゴミを除いた生漆をしばらく寝かせます。
これを“なやし”といいます。
“なやし”のすんだ生漆を温めて余分な水分を取り除きます。
“くろめる”といいます
“くろめ”の作業により漆は70%程度になります。
この濃い漆に“エゴマ油”をいれて漆を滑らかにします。
ペンキを塗る時溶剤を混ぜて塗りやすくするのと同じです。
油を混ぜた漆を約1年程寝かして“春慶漆”の完成です。
おすすめ度
自分で使う :☆☆☆☆☆
贈答で使う :☆☆☆☆